キングダム第5話 異母弟ネタバレ

信が政を連れて一か八か軍の包囲を突破しようとしたその時

信が政を連れて一か八か軍の包囲を

突破しようとしたその時、

無法者達の仲間の一人が

行手を遮った。

抜け道を知っているというのだ。

信はその男を信用しなかった。

被り物のようなもので顔を隠していたし、

名前も言わなかったからだ。

しかし、政はその男の目的が金目当て

ということを知って、かえって

信用できると思ったらしい。

信は政の考えを知って、

さらにその男は信用できないと強調した。

抜け道を知っている男の正体

信に再三信用できない!

と言われたためか、

被り物を被った男は、

突然その被り物を脱いだ。

現れたのは、子供だ。

河了貂という名だ。

しかし子供ながら、

その面構えは力強く、

鋭い目をしている。

名前を明かしたので、

政と信にどうするか

聞いてきた。

政はその男の話に乗ることに決めた。

信は半信半疑ながら、従った。

抜け道を通って

抜け道を歩いている途中、

貂が政に素朴な質問をした。

貂には、何故王様が兵に追われて

いるのか理解できなかったからだ。

政は、貂と信に説明した。

政が、13歳という若さで秦国の

王位に就いてしまったこと。

そして、実は政の王位は飾りで、

実権は二人の大臣が握っていること。

王座を狙っていた王弟が

その大臣の一方とつながったこと等を。

時は遡って王都での出来事

時を遡って、王都では

王弟が大臣の竭丞相のもとを

訪れていた。

兄王を庇護していた呂丞相が

一党を率いて魏に遠征に

向かったので、その隙に王を

討てとそそのかしたのだ。

もちろん王を討つなど大逆に

なるので竭丞相は断った。

しかし悪知恵の働く王弟は

簡単には諦めない。

国賊の罪を呂丞相に着せる策を

巧みに説いて、竭丞相をそそのかして

その気にさせたのだ。

結果、竭丞相は王弟に忠誠を誓った。

つまり反乱が始まったのだ。

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