キングダム第8話 秦の怪鳥ネタバレ

時は遡って、王宮脱出計画の当日

 

時は遡って、王宮脱出計画の当日、

籠に乗った漂らしき男が、

うまくいったようですね!

と晶文君に言った。

それに対して、晶文君は

まだ油断は禁物です。

と答えて、

漂をあえて漂大王と呼んだ。

王の身代わりとして

危険にさらされていることを

思い出させるためであろう。

晶文君は、左からの矢に気づいた。

そして左方盾密集しろ!と命じた。

一軍の中から王騎将軍が

晶文君が矢の放たれた方角を見ると、

そこには一軍を率いた王騎将軍がいた。

鎧を纏った上からでも分かる

鍛え抜かれた身体。

武人らしい風貌ながらも

どことなく貴族のような

雰囲気が漂う怪しい男だ。

再び咸陽宮では

また、咸陽宮では、竭丞相が

参謀から王が軍の包囲を脱して

存命であることを報告した。

竭丞相は、その報告を聞いても、

何故か余裕があるようだ。

何故なら、晶文君

は討たれていない

ことを知っていたからだ。

晶文君さえいなくなれば、

後は王などどうにでもなると

思っているからだ。

それだけ自信があるのだろう。

参謀は、晶文君を誰が討ち獲ったのか

疑問に思った。

竭丞相は、あの男よ!と言って

王騎将軍を指差した。

参謀は、王騎将軍と聞いて

顔を歪ませて驚いた。

秦の怪鳥が何故加勢してくれたのか

疑問に思ったからだ。

竭丞相は、晶文君の領地を見返りにして

王騎将軍が味方に着いたと説明した。

参謀は、それでも不安らしく、

竭丞相にあまり信用し過ぎないよう忠告した。

王騎将軍はそれほど油断ならない男なのであろう。

合流地を目指す三人は

合流地を目指す三人は、一時休息を取って眠っていた。

一昼夜走りっぱなしで疲れたからであろう。

もっとも、信は途中で気を失ってしまったのだが…

信が目を覚ますと、政が座って寝ている。

すると突然、貂が後ろから信の頭を殴った。

そして、政が信をおんぶして一昼夜走り通した

ことを説明した。

信はそれを聞いて両目を大きく開き驚いた。

政が目を覚まして、再び合流地目指して

走ろうとした時、信が政に今度は俺の番だ!

と政をおんぶして走る意思を示した。

しかし政はそれを拒否した。

男としてのプライドが許さなかったのだ。

結局、三人で仲良く合流地目指して

走ることになった。しかし、

なかなか合流地にたどり着かないので、

信はイライラし始めた。

そして、政が迷子になったのではないかと

疑った。何故なら、王宮育ちの政が、

山の中を目印もなしに迷わず行ける

はずがないと思ったからだ。

信は政を追求した。というよりも責めた。

政は信の追求を無視して走り続けた。

しかし突然、岩の壁に穴があいて

抜け穴のようになっている場所で急に止まった。

抜け穴を通った先には

三人は、その抜け穴に入っていった。

通った先には、大きな石が雑に積まれた中央に、

小屋のようなものがあった。

とうとう、合流地に着いたのだ。

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